「NHKスペシャル サンゴの悲鳴が聞こえるよ」をみた

2008/09/08 22:00〜22:50 NHK総合

NHKスペシャル「サンゴの悲鳴が聞こえるよ」
  • 世界のサンゴ礁で温暖化による白化現象が被害を拡大している。石垣島では子供たちが監視。移植など再生への闘いが始まった。子供たちのサンゴ、この夏どうなるのか?

をみた。

白化現象の主な原因は2つ

サンゴの移殖活動について

白化現象が起きた場所に人間が移殖するのは、効果が薄いか無意味だとおもう。
サンゴが着床する場所は自然にまかせるのがいい。一時的に成長しても再び海水温が上がれば一発で水の泡だ。
その場所からいなくなって残骸をみるのはつらいけど、他の適した場所にある程度移動してるはず。
白化現象による死滅も自然現象といえるよね。
でも再生させたい気持ちはわかる。南の国の島を買い取って、島のまわりにサンゴを移殖するトラスト運動とかあんのかな。海洋深層水を流して冷やすとか。

気付いたこと

今回の番組でようやく気付いた。
環境問題を子どもに教育するときは、事実よりも悲劇的なことを物語にして教えている。

番組の最後に

サンゴを守るためにはエアコンを止めるなどして、地球温暖化を防ごう
と子どもに言わせていた。

ちがうよ。人間の力によって海流・太陽の活動は変えられない。

感想

地球科学は日々進歩しているが、まだまだわからないことだらけなのに事実と断定して子どもに教えるな。可能性があるかもしれない、にしなさい。

石垣市立富野小中学校の生徒が日々サンゴの色を記録して白化が進んでいないか研究していたが、台風によって水温が下がったおかげかサンゴにとってよい環境になったらしく回復していたのは驚いた。そんなに早く反応するもんなのね。


自然に優しいエコな活動は大賛成。
エコと地球温暖化を結び付ける報道は反対。